今回のご依頼は、天窓からの雨漏りにお悩みのお客様でした。
そこで、天窓を撤去して、天窓部分の屋根葺き替え工事を行った様子をレポートしていきます。
事前調査を行った結果、
雨漏りの原因になったのは
天窓の水切り部分に雨水が溜まっていること
天窓周辺が経年劣化し、浸水していること
でした。
洋室の天井に設置された天窓でしたが、現在は必要ないとのこと。
そこで今回は劣化した天窓を撤去し、その部分の屋根を葺き替えるということで、工事のご依頼をいただきました。
目 次
まず、天窓とその周辺の屋根材を合わせて取り除いていきます。
今回は棟から軒先までスレートを撤去します。
というのは、スレートは一部葺き替えをする場合でも、軒先から棟に向かって取り換えることになるためです。
天窓を撤去した部分に野地板とルーフィングを取り付けていきます。
ルーフィングとは防水紙のことで、屋根材で防ぎきれなかった雨水が屋根内部に染み込むのを防ぐために取り付けるものです。
天窓部分の工事に合わせて、屋根材の一部が欠けてしまっていたため、補修作業を行いました。
一部分の屋根材の欠けは、補修材で接着して補修することは可能です。
ただし全体に劣化症状が見られる場合は、屋根材全体を交換する工事を検討いただければと思います。
天窓を撤去した部分に屋根材を設置し、棟板金などの取り付けを行います。
これで工事は完了です。
私たち屋根プロ110番の雨漏り駆けつけ隊は雨漏りの原因を特定し、最適な工事をご提案しています。
原因がわからない雨漏りなどで不安な方も、まずは無料のお問合せからお気軽にご相談くださいませ。
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「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者
18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
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