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雨漏りに強い金属屋根をご提案!足立区千住河原町のお宅から葺き替えのご相談を受けました!



目 次




今回は足立区千住河原町のお宅から「築29年も経つので、屋根の葺き替えを考えている」というご相談をいただき、さっそく調査にうかがったときの様子をご紹介します。屋根が古くなっているので、台風や地震などの自然災害時に不安があるとのことです。


サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)の屋根プロ110番では、日頃から多くの方からご相談を受けます。ご相談を受けた際には、屋根の状況を確認し、お客様のご要望をお聞きした上で、ご希望に沿った形での工事をご提案しています。


調査費用や施工のお見積もりの作成は無料でおこなっていますのでお気がるにご連絡ください。





ご相談をいただいたお宅の様子です



まずは、大屋根の確認からはじめました。屋根には天窓が設置されていることが確認できます。


大屋根で使っている屋根材は平板の陶器瓦です。築29年経過しているとのことですが、屋根の状況はとても良い状態が保たれています。

平板瓦は塗装などのメンテナンスが不要なことで広く知られている瓦です。古くなると隙間ができやすくなる瓦もあり、この隙間にスズメなどが入ってしまうことがありますが、平板瓦ではそんな心配をしなくてもよいでしょう。


瓦は、古くなると製造が中止になってしまって、同じ製品が手に入らないことがあります。ただ、同じ形状の製品なら部分修理もできます。





調査時の下屋根




次に確認したのが下屋根です。下屋根には赤瓦を使っているようです。


ここも大屋根と同様に良好な状態を保っています。下屋根を良く確認すると、ところどころに白い部分があります。


これはシーリング材で、ラバーロック工法が施されていることが確認できました。この工法は、瓦がズレたり飛散することを防ぐ目的でおこないます。



今回は、台風や地震などの自然災害に強い屋根にしたいというご要望です。そのため、今の屋根材よりも軽く、防水性や耐久性がある金属屋根に葺き替えることをご提案しました。


近年では、コロナウイルスの影響から来客を良く思わないご家族やご近所の方も多いです。しかし、サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)の屋根プロ110番では、マスクの着用、アルコール消毒など、コロナウイルス対策は万全な状態でご自宅にうかがいしております。


家の悩みこと、不安やリフォームなどをご検討されるときには、安心してご連絡ください。





金属屋根について


今回ご提案させていただいた金属屋根についてもっと詳しく知りたいという人もいるでしょう。そこで、少し金属屋根について解説したいと思います。


瓦という屋根材はとても耐久性が高い素材です。そのため、定期的なメンテナンスをしていれば、もっとも長く機能を保つことができる屋根材ともいえるでしょう。


しかし、昔の瓦の張り方では、強風や地震で崩れる可能性が高いです。他の屋根材と比較をすると、耐震性や耐風性は劣るのが瓦の欠点です。


また地震や台風などで被災した場合、修理費用が高い点も大きな欠点でしょう。金属屋根は耐久性を不安視する人もいるかもしれませんが、ガルバリウム鋼板はとても耐久性のある屋根材です。


この屋根材の登場により近年では金属屋根がもっとも多く使用されています。この金属屋根の設置の仕方として横葺きと縦葺きがあります。


耐風性を高めるには横葺きのかん合式が最適です。かん合式は、鋼板の端が露出することがないので、見た目にも良い工法となります。


屋根材を一枚一枚かみ合わせて設置すると、風に強くズレにくい施工となるので台風にも強いです。金属屋根は断熱性が低いという欠点がありますが、屋根材の裏に断熱材を取り付けて断熱性を高めた商品もあります。


近年では、耐久性のあるガルバリウム鋼板を改良して耐久性を高めた、エスジーエル鋼板が登場して注目されています。金属屋根は耐震性にも優れた屋根材です。


地震が発生すると、家の揺れは重心が高いほど大きく揺れ、重心が低いほど揺れは小さいです。この家の重心は屋根材が重いほど高くなり、屋根材が軽いほど低くなります。


30坪程度の家屋で一般的な重さは、瓦屋根で約6トン、スレート屋根なら約2トン、金属屋根なら600キロです。このように、瓦がどれだけ重く、金属屋根がどれだけ軽いかがお分かりいただけるでしょう。


屋根の重さが軽いということは、地震の際の揺れは小さくなるので、耐震性が高いことになります。耐震性や耐久性、耐風性に優れているだけでなく、金属屋根は比較的価格が安く、もし部分的に破損などをしても応急処置が比較的しやすい点もメリットです。


また、工事期間も短いのも利点の一つでしょう。屋根が複雑な形状では施工がしにくいという欠点はありますが、通常の屋根ならとても優れた屋根材です。


普段生活している中で屋根を気にすることはほとんどありません。しかし、雨漏りなどが発生した際には、部分的な修理をしてもまた雨漏りをするのではないかと不安でしょうがないという人は多いです。


そのため、雨漏り修理ではしっかりとした施工が必要です。屋根の修理やリフォームでは、今の屋根の状態で適切な施工方法があります。


サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)の屋根プロ110番では、屋根のプロが調査した上で適切な施工方法をご提案いたします。調査やお見積もりの作成は無料でおこないますのでお気軽にご相談してください。



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「著者情報」

 関裕一 

東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット

​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者

18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。

​塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。

お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。

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