雨漏りの応急処置で『ブチルテープ』。防水テープの貼り方の注意とリスク!
- 前田篤史
- 2024年12月2日
- 読了時間: 2分
塗装職人・施工管理者の前田です。
東京都江戸川区にお住まいのT.S様から雨漏りのご相談をいただき、現地調査におうかがいしました。

平屋根は常に太陽光や雨風にさらされるため、収縮や膨張などを繰り返すことで時間の経過と共に傷んできます。
こちらは表面の塗膜の剥がれ、細かなひび割れや大きな亀裂ができており、著しく防水機能が低下しております。
笠木の劣化も進んでおり、塗膜の剥がれや錆が多く見られます。


雨漏りがひどくなってきて施工を検討されているとのことで、一旦防水部分にブチルテープを貼って応急処置をされたようです。
ブチルテープとは
ブチルテープは防水テープの一種です。
多少の凸凹にもしっかりと密着する粘着性があり、耐久性も防水性能も高いです。
▷テープの貼り方
テープで隙間を塞ぐ場合、隙間を塞ぎ過ぎても作りすぎてもいけません。
貼る場所や範囲、向きなどを間違えるとかえって雨漏りが悪化することがあります。
そのため、応急処置にしてもご自身ではなく専門業者に依頼することをおすすめします。
テープ処置では問題解決しない
テープは防水性や耐久性が高く、雨水の侵入を防ぐこととができますが、既に内部に入り込んだ水分や湿気はそのままになってしまいます。
雨漏りが起こっている場合は特に内部で腐食が進んでいきますので、早めの補修・防水工事が必要です。
テープは一時的な応急処置であることをお忘れなく!
担当者
今回の現地調査を担当させていただいた前田です。

現場歴20年の幅広く外装と内装、その他工事に対応でき、お客様と話す事が好きなので会話の中から必要とされている工事の提案を探すのが得意です。
お客様自身が気付いてないリフォームしたい優先順位を含め
私の経験則や知識がお役立て出来る様に全力を尽くします。
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