家のメンテナンスを徹底解説: コーキングの劣化に対する効果的な対処法 - 打ち替えと増し打ちの違いから選択基準まで、長期的な建物保護のための完全ガイド
- 1級外壁・屋根調査士 関裕一
- 2021年8月30日
- 読了時間: 8分
更新日:2024年3月1日
【著者情報】 サンセイペイント最高技術責任者 関 裕一 東京都足立区出身 戸建住宅劣化診断士・ドローンパイロット 18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。 塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。 |
掃除をしている最中に、家の外壁のコーキング(目地の充填材)が劣化していることに気づきましたか?
「これは修理が必要かな?」
「もし修理するとしたら、どのような方法があるの?」
「専門の業者に相談はしたけど、提案された内容が適切かどうか不安…」
こうした疑問に対し、解説します。
外壁コーキングの主な修理方法は、大きく分けて以下の2つです。
コーキングの完全な取り替え
既存のコーキングに重ねて追加する方法
コーキングを取り替えるか重ね打ちするかは、コーキングの状態や位置によって異なり、コストもそれに応じて変わります。
この記事では、コーキング修理の2つの方法、それぞれの特徴、選択基準について解説します。
外壁は紫外線、雨、風、温度の変化など厳しい外部環境から室内を守る防波堤です。外壁のメンテナンスを怠ると、損傷は徐々に内部に広がり、修理費用も高額になりがちです。
コーキングの修理は、家を長持ちさせる上で非常に重要です。この記事を読むことで、コーキング修理の基本を理解し、安心して業者に依頼できるようになります。

目次:
外壁コーキングの適切なメンテナンスは、快適な住まいを守るために欠かせません。ぜひこの情報をもとに、家を長持ちさせるための一歩を踏み出してください。
コーキングの取り替えと重ね打ちの違い
コーキングは外壁の目地や窓周りなど、建物の隙間を埋めるために使用されるシーリング材料です。時間の経過と共に劣化するため、定期的なメンテナンスが必要です。ここでは、コーキングのメンテナンス方法として一般的な「取り替え」と「重ね打ち」の違いについて詳しく解説します。
コーキングの取り替え
定義
コーキングの取り替えは、古くなったコーキング材を完全に除去し、新しい材料で充填し直す方法です。この工法は、コーキングの劣化が進んでいる場合や、隙間から水漏れが発生している場合に適しています。
メリット
完全なる防水性の回復: 古いコーキング材をすべて取り除くことで、新しい材料を隙間なく充填でき、防水性能を最大限に回復できます。
長期的な耐久性: 新しいコーキング材を使用するため、耐候性や耐久性が向上し、長期にわたって保護効果が期待できます。
デメリット
コストが高い: 古いコーキング材を除去する作業が必要なため、工事費用が重ね打ちに比べて高くなります。
作業時間が長い: 除去作業と新しい材料の充填に時間がかかるため、工事期間が長くなる可能性があります。
コーキングの重ね打ち
定義
重ね打ちは、既存のコーキング材の上に新しいコーキング材を重ねて打ち込む方法です。この方法は、劣化は進んでいるものの、まだ一定の機能を保っているコーキングに適しています。
メリット
コストが低い: 既存のコーキング材を除去する必要がないため、工事費用を抑えられます。
作業時間が短い: 除去作業が不要なため、工事を短期間で完了させることが可能です。
デメリット
限定的な防水性の回復: 既存のコーキングの上に重ねるため、隙間や亀裂が完全には埋まらない場合があります。
耐久性に限界がある: 既存のコーキング材の劣化状態によっては、新しいコーキング材の性能を十分に発揮できない場合があります。
まとめ
コーキングの取り替えと重ね打ちは、それぞれにメリットとデメリットがあります。建物の状態、コーキングの劣化具合、予算などを総合的に考慮して、最適なメンテナンス方法を選択することが重要です。重ね打ちで対応できる場合もあれば、長期的な観点から取り替えが必要な場合もあります。適切な判断のためには、専門家による診断が推奨されます。
どの修理方法を選ぶべきか
コーキングの修理方法を選択する際は、複数の要因を考慮する必要があります。主に、コーキングの現在の状態、修理にかかる費用、そして長期的なメンテナンス計画を基に決定します。以下のガイドラインは、より適切な修理方法を選択するのに役立ちます。
コーキングの現状評価
劣化の程度
重度の劣化: コーキングが大幅に縮小している、深いひび割れが存在する、または部分的に欠けている場合、取り替えが推奨されます。これは、既存の材料が機能していない明確な兆候です。
軽度から中程度の劣化: 表面に小さなひび割れがあるか、色あせが見られる程度であれば、重ね打ちで対応可能です。
漏水の有無
漏水が発生している場合: 根本的な原因を解決するため、通常はコーキングの完全な取り替えが必要です。
漏水の兆候がない場合: 見た目の問題のみであれば、重ね打ちによる修理で十分な場合があります。
予算とコスト効率
予算制限
予算が限られている場合、重ね打ちが費用対効果の高い選択肢となり得ます。しかし、将来的には取り替えが必要になる可能性があることを理解しておく必要があります。
長期的な視点
初期のコストは高くなりますが、取り替えは長期的にコスト効率が良い場合が多いです。新しい材料の耐久性により、将来的なメンテナンス費用を削減できます。
長期的なメンテナンス計画
建物の寿命と将来の計画
建物の残りの寿命や将来の改修計画を考慮して、コーキングの修理方法を選択することが重要です。建物を長期間維持する計画がある場合、取り替えによる投資が最も適しているかもしれません。
メンテナンスサイクル
コーキングのメンテナンスは、外壁塗装やその他の保護措置と同時に行うことが一般的です。全体のメンテナンスサイクルとコーキングの修理をどのように組み合わせるかを検討します。
まとめ
コーキングの修理方法を選択する際は、現状の劣化度合い、漏水の有無、予算、および長期的なメンテナンス計画を総合的に考慮することが重要です。最終的には、建物を守り、長期間にわたってその価値を維持するための最適な選択を目指すべきです。不確実な場合は、プロの意見を求めることが賢明です。適切な評価と計画に基づいて選択を行うことで、コスト効率の良い修理を実現し、建物を長期にわたって保護することができます。
見積もりで確認すべきこと
コーキング修理の見積もりを取る際には、正確な評価と適正価格の確認が重要です。ここでは、見積もりの際に特に注意すべきポイントを詳しく解説します。
1. 明確な作業内容の記載
作業範囲
具体的にどのエリアのコーキングを修理するのか、その範囲が明確に記載されているかを確認します。
修理方法
打ち替え、または増し打ちのどちらで対応するのか、明確に記載されているかをチェックします。
2. 費用の内訳
材料費
使用するコーキング材の種類とそれにかかる費用が記載されているかを確認します。
工賃
作業にかかる人件費がどのように計算されているのか、詳細にわたって記載されているかを確認します。
3. 追加費用の有無
追加作業が発生した場合の費用についても、あらかじめ確認しておくことが重要です。不明瞭な点は事前に質問し、納得のいく説明を求めます。
4. 保証内容の確認
修理後のコーキングに対する保証期間や、保証内容がどのようになっているのかを確認します。特に、水漏れなどの不具合が発生した場合の対応について明記されているかをチェックします。
5. 完了予定時期
修理作業がいつ始まり、どの程度の期間で完了するのか、スケジュールが記載されているかを確認します。天候やその他の要因による遅延が考えられる場合、その対応策についても確認しておきましょう。
まとめ
コーキング修理の見積もりでは、作業内容の詳細、費用の内訳、追加費用の有無、保証内容、そして作業のスケジュールについて、明確な記載がなされているかを確認することが重要です。見積もりの段階で疑問点や不明点があれば、契約前に解決しておくことで、後々のトラブルを避けることができます。正確で透明性の高い見積もりを提供する業者を選択することが、満足のいく修理を実現する鍵となります。
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