1級外壁・屋根調査士の関です。
東京都文京区にお住まいのO.K様から、色褪せ、ひび割れ、苔などが気になるとのご相談をいただき、現地調査におうかがいしました。
外壁の緑色の苔汚れ
外壁・コーキングの周辺に緑色の汚れが広がっています。
こちらは、カビや苔、藻が繁殖してできた汚れです。
表面に凹凸がある場所には、苔の胞子が付着しやすく、特に塗膜が劣化して水分を含みやすくなっていると発生しやすいです。
物と物の隙間では風通しが悪く、湿気がたまりやすいために繁殖してしまうことがあります。
繁殖初期のものは洗剤でとれることもありますが、広がってくると完全に除去するのが難しく再繁殖しやすいです。
放置すると外壁が常に濡れているような状態になってしまい、外壁のサイディングボード自体が変形して反るなどの劣化症状が出る可能性があります。早めに塗装会社に依頼するのがベストです。
サッシ周りの劣化
窓枠周辺は負担がかかるため、劣化の症状が早めに出やすいです。
こちらはコーキングが痩せて隙間が出来ているところがあったのと、下の外壁が少し浮いて隙間ができておりました。
このような隙間から水が侵入すると雨漏りになってしまうため、丁寧に補修していきたいと思います。
担当者
今回の点検を担当した関です。
塗装業に従事して18年になります。
ただ直向きに知識と経験を積み重ねて「お客様にとって良い工事とは?」を研究しながら邁進してきました。
今ではあらゆるお客様のお困り事に対応できる自信があります。建物診断から施工まで是非私にお任せください!
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