目 次
家全体のケアをしたいと思い立ったことがご依頼のキッカケのようです。
定期的にメンテナンスをすることが重要です
今回は東京都足立区でおこなった屋根や外壁の塗装バルコニー防水の施工内容について紹介します。
マイホームを長く快適に過ごせる状態にするためには定期的に点検をし、劣化部分を見つけてケアをすることが重要です。
この劣化した部分は、素人では簡単に見つけ出すことができません。
塗装の劣化は徐々に進行するため、家を毎日見ている人では劣化に気づかないことも多いです。
また、気づいていても余裕ができたときに依頼をしようとそのまま放置し、結果的に雨漏りなどの症状が確認できてからの依頼をする人も多くいます。
雨漏りは家の内部まで傷めるため家の寿命を縮めてしまうので注意しましょう。
劣化した部分を早めに見つけて修繕するためにも定期的な点検をおすすめします。
施工前と施工後の写真です
施工の基本情報を紹介します
【施工内容】外壁塗装、屋根塗装バルコニー防水
【使用材料】
屋根:スーパーシリコン
外壁:クリーンマイルドシリコン
バルコニー防水:ウレタン防水塗料
【施工期間】13日
【建坪】屋根:95.4平方メートル、外壁:161.0平方メートル
<点検したときの状況>
家全体のメンテナンスをしたいというご相談を受けて点検をすることになりました。
この写真は、初めて点検をしたときの状態です。
塗装箇所は時間が経過したことにより劣化していますし、コケも確認できます。
写真を見ると、屋根半分だけにコケが生えているが気になる人もいるでしょう。
このお宅の屋根は南北に向いています。
南側は日光が当たるためにコケが生えにくく、北側は影になりやすいので、コケが繁殖しやすい環境なので、北側に多くのコケが繁殖しています。
屋根の点検した後は外壁の確認をしました。
ひび割れ(クラック)が入ってることが確認できますし、屋根と同様にコケが繁殖しています。
クラックはそのまま放置をするとさらに深くなっていきます。
なので、早めに修繕することが大切です。
<高圧洗浄>
最初におこなう作業が汚れやコケなどを落とすことです。
汚れやコケを落とすために高圧洗浄機を使います。
汚れやコケなどか残っていると塗装に悪影響を与えるので、汚れやコケが確認できた部分はしっかりと高圧洗浄によって落としていきます。
<軒天の補修工事の様子>
塗装前に軒天や板金部分などの補修をおこないました。
軒天は張り替えをすることになったので、解体作業をしていきます。
軒天は、解体作業後に新しい軒天を取り付けてから塗装をしていきます。
<屋根塗装の施工内容について>
屋根塗装をする前にタスペーサー挿入をしていきます。
汚れやコケを高圧洗浄によってしっかり落としたら、まず板金の部分から錆止めの塗装をしていきます。
ガルバリウムという金属はとても錆びに強いです。
しかし、屋根部分は紫外線の影響を強く受ける場所なので、サビに強い金属であっても錆止めの塗装をしておくことが必要です。
右側の写真はタスペーサーを挿入して縁切り工事をしている様子です。
縁切り工事が終われば、いよいよ塗装をしていきます。
今回の施工で使用する塗料はスーパーシリコンです。
まずは下塗りをしてから中塗りをしていきます。
最後に上塗りをすると塗装は完了です。
タスペーサーを挿入すると目立つのではないかと不安になる人もいるかもしれません。
しかし、右側の写真の赤丸部分はタスペーサーを挿入している部分ですが、上塗りまでおこなえばほとんど目立たないことが分かります。
<外壁塗装の様子を紹介します>
今回外壁塗装に使用した塗料はクリーンマイルドシリコンです。
この塗料をローラーで丁寧に塗っていきます。
この写真はベランダ部分の塗装をしている様子です。
今回の施工では、外壁とベランダをツートーンに塗ることになりました。
左側の写真は中塗りをしているところです。
中塗りのときには、とても色が濃いように見えます。
右側は上塗りをしている様子ですが、上塗りをすると色も落ち着いた印象になりました。
<バルコニーの防水塗装をしている様子です>
今回の工事では屋根や外壁の塗装だけでなく、バルコニーの防水塗装の依頼も受けました。
屋根や外壁の塗装をしたときと同様にまずは下塗りをしていきます。
下取りが終われば中塗り、最後に上塗り作業をおこなえばベランダの防水塗装は終了です!
<その他にもいろいろと塗装をおこないました>
今回のご依頼では、家全体のメンテナンスということでしたので、さまざまな部分の塗装もさせていただきました。
木材や金属の箇所だけでなく、装飾箇所や玄関ドアなど、さまざまな部分を塗装によってケアしました。
メンテナンスをするときには、家の屋根や外壁だけでなく破風板や軒天なども重要な箇所で、すべての部分をケアすると家の寿命を延ばすことにもつながります。
<完工後の写真です>
今回の施工での注目ポイント
今回の施工で注目していただきたいのは、外壁とバルコニーがツートーンになっている点です。
点検にうかがったときは単色で塗られていましたが、今回の施工でツートーン仕上げとなり、メリハリのある印象に仕上げることができました。
また家全体のケアをしたことにより、新築のような印象を受ける家にすることができて、私達スタッフも喜んでおります。
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)の屋根プロ110番、ヌリプロ110番では、さまざまな家のお悩みや不安について対応しています。
どのようなご相談でも丁寧に対応いたしますので、お気軽にご連絡ください。
必見!プロが教える外壁塗装の見積書の見方と選び方!
LINE公式アカウントからもご依頼頂けます!!
「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者
18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
Comments