
目 次
工事のきっかけを伺いました

足立区舎人のお客様より、外壁塗装のお問い合わせをいただきました。
外壁に、ヒビを発見したのがきっかけです。
外壁の色も褪せてしまったので、そろそろメンテナンスの時期かなと思ったそうです。
工事を依頼するなら、地元の方が安心とのことで、足立区での施工実績の多い、地元のヌリプロ110番にご依頼いただきました。
今回の工事の基本情報
施工内容:外壁塗装・屋根塗装・シーリングの打ち替え
使用材料:
屋根下塗り サーモテックシーラー
外壁下塗り エピテックフィーラーAE
外壁・屋根塗装 ガイナ
コーキング材 オートンイクシード
バイオ洗浄+高圧洗浄で、徹底的に汚れを洗い流します

まずは、屋根と外壁の洗浄です。
今回は、バイオ洗浄でカビやコケなどを根こそぎ洗い落とします。
バイオ液は、水と希釈して使用しています。
お客様のお宅の水道水を使わせていただきますので、ご了承くださいませ。
【右の画像】
屋根のバイオ洗浄の様子。
カビやコケが付着していた屋根も、キレイになりました。

【左の画像】
外壁のバイオ洗浄の様子。
私どもが使用している洗浄機は、業務用で水の勢いも強力ですので、洗浄をおこなう日は、お家の窓の鍵はしっかり閉めていただくようお願いしています。
【右の画像】
お客様のお家の屋根は、スレート屋根でした。
スレート屋根の塗装メンテナンスでは、縁切り作業が必要ですので、タスペーサーを挿入しています。
縁切りとは、タスペーサーを入れ、屋根と屋根の間に隙間を作ることです。
縁切りすることで、雨漏りを防ぐことができます。
ガイナで屋根の塗装をおこないます

【左の画像】
屋根の下塗りの様子。
タスペーサーは、挿入したままの状態です。
下塗りに使用したのは、アステックペイントの「サーモテックシーラー」です。
遮熱効果に優れています。
【右の画像】
屋根の棟板金の、サビ止め塗装の様子。
使用したのは、アステックペイントの「サーモテックメタルプライマー」です。
防サビ効果のある下塗り材です。

【左の画像】
屋根材は、かなり劣化していました。
1回の下塗りでは、塗料を吸収してしまいましたので、2度塗りをおこないました。
1度塗りのままでは、上塗りとの密着性も弱まってしまいますので、しっかりした塗膜にするために2度塗りが最適です。
【右の画像】
使用した塗料の撮影もしています。
こちらは、外壁と屋根の上塗りに使用したガイナです。

【左の画像】
屋根の上塗りの様子。
使用したのは「ガイナ」です。
遮熱性・断熱性に優れた高性能塗料です。
遮熱性・断熱性に優れたガイナで塗装すれば、夏は涼しく、冬は暖かく快適に過ごせるでしょう。
耐用年数も長く、屋根や外壁を長持ちさせることができます。
【右の画像】
屋根の上塗りの様子。
中塗りを終え、しっかり乾燥させたら、上塗りをおこないます。
下塗りでしっかりと塗膜を形成したことで、上塗りもスムーズに。
雨水の侵入を防ぎ、塗料の性能も最大限に発揮できるでしょう。
外壁の塗装の前に、シーリングの打ち替え工事

屋根の塗装が完了したら、外壁の塗装に入ります。
【左の画像】
まずは、外壁の目地のシーリングの打ち替えです。
カッターで古いシーリングを剥がし、養生テープを貼ります。
画像は、プライマーを塗布している様子。
プライマーは、外壁材とコーキング材の密着性を高める役割があります。
【右の画像】
プライマーを塗布後、あらたなシーリングを充填している様子。
そして、へらでならします。
隙間をなくし、シーリングの表面をきれいに整えます。
シーリングが完全に乾かないうちに、養生テープを剥がして完了です。

【左の画像】
使用したシーリング材は、「オートンイクシード」です。
耐久性、耐候性に優れ、シーリングが長持ちする高品質なシーリング材です。
【右の画像】
外壁の下塗りの様子。
使用したのは、アステックペイントの「エピテックフィーラーAE」です。
エポキシ結合の微弾性フィラー。
外壁に浸透するので、クラックの補修も可能です。
ガイナで外壁の塗装をおこないます

【左の画像】
外壁の上塗りの様子。
外壁の凹凸もありますので、ローラーでていねいに塗っていきます。
【右の画像】
外壁の塗装に使用したのも「ガイナ」です。
ガイナに、アステックペイントの「防カビ剤アステックプラスS」を混ぜることで、カビに強い外壁に仕上げます。
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「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者
18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
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