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お客様が外壁カバー工法などの工事を弊社に依頼した理由
足立区五反野のお客様から「外壁が膨れ、破損した箇所もある。どうしたらいいのかわからず困っている」というご連絡を受けました。
外壁の膨れが発生すると見た目が悪くなってしまいます。
また、この膨れが大きくなるほど、広範囲の外壁を補修することとなり、費用がかさむことになってしまうでしょう。
そのため、外壁の膨れを確認したときには、早急に専門業者に調査依頼することをおすすめします。
業者に調査依頼したいけど、費用が心配という方もいるかもしれません。
しかし、点検・調査、見積作成のみなら、無料で対応している業者は多いです。
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)では、最短当日に担当者が調査にうかがいます。
無料で、点検・調査・見積もり作成をしておりますので、お気軽にご連絡ください。
近年では、コロナウイルスによって来客を好まない方も多くいらっしゃいます。
弊社では、オンラインで屋根工事や屋根リフォームの無料相談やご提案を実施しておりますので、お気軽にご利用ください。
外壁カバー工法の施工前と施工後の写真
今回の工事基本情報
今回は、建坪46坪のお宅で築20年です。
施工内容は、サイディングカバー工法と屋根塗装です。
この施工で、ガルバサイディングやシリコン塗装などの材料を使いました。
施工期間は3週間、保証年数は8年です。
調査・点検時の様子です
お客様からご連絡をいただき、早速調査にうかがいました。
左上の写真は、ご相談をいただいたお宅を東南側から写したときの様子です。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、外壁の塗膜がはがれているところがいくつか確認できます。
しかし、破損している箇所は確認できません。
窓を確認すると、窓飾りの木製ルーバーが破損していました。
ここは交換をする必要があるでしょう。
これからも破損をする可能性があるので、壊れにくい樹脂性をおすすめしたいと思います。
次に確認したのが西側です。
右上の写真は西側から写したときの様子です。
こちらも写真ではわかりにくいですが、ご連絡いただいた通り、外壁の破損箇所がいくつも確認できます。
ただ破損をしているのではなく、外壁材が上下に歪んでいる状態です。
これは、コーキングが原因で、このような状態になったと推測できるでしょう。
コーキングが切れてしまうと、その箇所から雨水などが侵入してしまいます。
雨水が侵入すると湿気やすくなり、その湿気を外壁が裏側から吸ってしまうことで歪みが発生します。
いくつもある外壁の破損も、この湿気による歪みが原因ではないかと推測しました。
こちらのお宅の玄関には、ポーチ柱のルーフテッドコラムがあります。
2本ポーチ柱があるのですが、その1本の根元部分が破損をしている状態です。
ただ、コラムの内側には、構造用の柱があります。
なので、強度には問題ありません。
しかし、このままでは見た目が良くないため、外観をきれいにする修繕が必要でしょう。
今回の外壁工事についてご紹介します
外壁が膨れ上がって破損してしまった原因は、塗装のはがれやコーキングの劣化が大きな原因です。
今の状態では、外壁が湿気を吸っているので塗装は難しいです。
今の状況を丁寧に説明して打ち合わせをした結果、今の窯業系サイディングはそのままの状態でおこなう、カバー工法をすることとなりました。
今回のカバー工法は、今のサイディングの上に直接ガルバサイディングを張る施工方法です。
<窓飾りのルーバーは撤去しました>
窓飾りには、木製のルーバーが設置されていましたが、点検時には破損を確認しています。
ここも打ち合わせをした結果、既存のルーバーは撤去し、外観を損なわないものを選んでもらいました。
<フルーテッド・コラムには防水と塗装をしました>
玄関には、2本のフルーテッド・コラムがあります。
ギリシャ神殿にあるような円柱の装飾柱ですが、1本は破損をしている状態です。
この破損箇所には、FRP防水をした上で塗装をしています。
FRP防水は、バルコニーやベランダなどの床面にも施される工事方法です。
FRPは、ガラス繊維(補強材)を配合したプラスチックです。
繊維強化プラスチックとも呼びます。
FRPシートを敷いて、上からポリエステル樹脂を塗布することで防水層を作ります。
この防水の耐用年数は、10年から25年程度です。
FRPは防水性が高いだけでなく、耐熱性や耐候性、耐久性にも優れています。
衝撃にも強いので、船舶やプール、水槽の防水工事でもよくつかわれています。
フルーテッド・コラムには、このFRP防水をした上で塗装をして仕上げました。
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)のヌリプロ110番、屋根プロ110番では、住宅のさまざまなお悩みに対応しております。
「外壁が色あせてきたので、外壁塗装をしたい!」
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など、住宅についてのお悩みがあればお気軽にご連絡ください。
住宅のプロが丁寧に点検をした上で、適切なご提案をいたします。
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「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者
18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
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