目 次
■工事のきっかけを伺いました
足立区梅田のお客様より、外階段についてのご相談をいただきました。
当社のホームページをご覧になってのお問い合わせです。
「錆びてしまって見た目が悪いので、何とかしたい」とのこと。
点検に伺ったところ、かなり劣化が進んでおり、錆びや塗膜の剥がれが目立っていました。
今回は、外階段と、それに続くバルコニーの鉄柵の塗装工事をご提案いたしました。
今回の工事の基本情報施工内容：階段・鉄柵塗装工事
使用材料：錆び止め塗料・シリコン塗料
施工期間：4日間
■塗装工事前の状態
点検にて、外階段とバルコニーの鉄柵の状態を確認しました。
全体に錆びが発生し、塗膜が剥がれている箇所が多数あります。
外にあるので、風雨で劣化することは避けられません。
健全な塗膜をキープするには、定期的な塗装メンテナンスをおこなうことが必須ですね。
■下地処理＝ケレン作業
塗料を塗る前に、下地処理をおこないます。
ケレン作業で、剥がれた塗膜を取り除き、塗面を平らにすることで、塗料との密着性を高めます。
下地処理がしっかりされていないと、せっかく塗装をおこなっても、すぐに塗膜が剥がれてしまうので、大切な工程です。
へらやサンドペーパーなど、平らな箇所や曲線部など、それぞれに合わせたツールを使い、ていねいに作業しました。
■錆び止め塗料で下塗り
下地処理が終わったら、いよいよ塗装です。
下塗り→中塗り→上塗りとおこないます。
まずは、下塗りです。
ケレン作業でなだらかになった塗面に、錆び止め塗料を塗っていきます。
鉄部の下塗りには、錆び止め塗料を使用するのが一般的です。
■シリコン塗料で中塗りと上塗り
下塗り後、中塗りと上塗りをおこないます。
中塗りと上塗りに使用したのは、シリコン塗料です。
紫外線や汚れにも強く、耐久性に優れています。
中塗りと上塗りで、塗膜に厚みを出します。
しっかりとていねいに塗り重ねることで、塗りムラを防ぎ、耐久性もアップします。
塗装が完了し、美しい外観に変身しました。
錆びてしまった鉄部は見た目も良くありませんので、お早めに塗装メンテナンスをおこなってくださいね。
サンセイホーム（株式会社三誠ホームサービス）ヌリプロ１１０番では、鉄部などの部分的な塗装ももちろん承っております。
まずは、お気軽にお問い合わせください。
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「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 １級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム（株式会社三誠ホームサービス） 最高技術責任者
１８歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
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