目 次
■工事のきっかけを伺いました
足立区関原のお客様より、外壁についてのご相談をいただきました。
「メンテナンスの時期なので、外壁の状態を点検してほしい」とのことです。
早速点検に伺い調査したところ、外壁の塗膜の劣化が見られました。
色褪せもありましたので、外壁塗装メンテナンスをご提案いたしました。
今回の工事の基本情報
施工内容:外壁塗装工事
使用材料:ファインSi
施工期間:7日間
築年数:30年
■外壁のメンテナンスをおこなう目安とは?
外壁のメンテナンスは、いつおこなえばいいのかご存知ですか?
外壁の劣化が見られたら、メンテナンスの時期になります。
劣化のサインとして、外壁の色褪せやチョーキング、塗膜の剥がれなどが見られた場合にはメンテナンスをおこなうことをおすすめしています。
チョーキングとは、白化現象ともよばれ、外壁を触ると白い粉が付着する現象です。
外壁の劣化を放置しておくと、外壁の防水性が失われ、雨漏りの発生にもつながってしまいます。
お家の外壁の劣化状況を、確認するときの目安にしてみてください。
■高圧洗浄後、下塗りでしっかりとした下地を作ります
左の画像:高圧洗浄の様子。
外壁の汚れや古い塗膜なども、しっかりと取り除きます。
プロ仕様の高圧洗浄機は強力なので、家庭用のものでは落としきれない汚れもすっかり洗い落とすことができます。
中央・右の画像:下塗りの様子
洗浄後、外壁塗装にはいります。
まずは、下塗りです。
下塗りには、下地と塗料の密着性を高める役割がありますので大切な工程です。
また、小さなひび割れなどを埋める補修効果もあり、外壁全体を補強する効果もあります。
しっかりとした下地が、強い塗膜と塗装の美しさにつながるといえるでしょう。
■ファインSiで中塗り、塗膜に厚みを出します
中塗りに入ります。
中塗りと上塗りに使用したのは、日本ペイントの「ファインsi」です。
耐候性に優れたシリコン系塗料です。
さまざまな素材に塗ることができる、オールマイティな塗料としてよく使われています。
中塗りでしっかりと塗り、凸凹のない、平らでなめらかな塗面を作ります。
上塗りの仕上がりにも影響しますので、中塗りも重要です。
■ファインSiで上塗り、ツヤのある美しい仕上がりに!
最後の工程が上塗りです。
上塗りでしっかりと塗り重ねることで、塗りムラをなくし、塗膜に厚みを出していきます。
塗装工事が完了し、美しい外壁に仕上がりました。
塗料というのは塗り重ねることで、耐久性や防水性も向上し、塗料の持つ効果を最大限に発揮します。
中塗りと上塗りで2回塗り重ねることが重要です。(塗料によっては上塗り2回と表記されるものもありますが、意味は同じです。)
「中塗りと上塗りが同じ塗料だと、手抜き工事されてしまうかも…」という不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
中塗りと上塗りで、違う色の塗料を使うこともできます。
ですが、違う色にすることで生じるデメリットもありますので、慎重にご検討ください。
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)ヌリプロ110番では、工事当日に実際に現場で工事をご覧いただくこともできますので、ご要望があればスタッフにご遠慮なくおっしゃってくださいね。
必見!プロが教える外壁塗装の見積書の見方と選び方!
LINE公式アカウントからもご依頼頂けます!!
「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者
18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
Comments