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屋上防水に種類があるって知ってますか?種類別耐用年数と相場費用さらに長持ちさせる2つの方法を教えます




屋上防水はほとんどが屋根なしですよね。

屋上と言うだけあって太陽に近い感じのするその場所はと言うと。

雨風そして紫外線をドンと来いみたいに浴び続けてる場所。


年月を重ねて行けば当然ながら屋上防水も傷んできますよね。

そこで今回は屋上防水についてお話したいと思います。

屋上防水と言っても色々な施工の種類があります。


屋上防水の種類別に耐用年数と費用について知っておきたい事をお話しますね。

これを知っているかいないかで見方も変わってきます。

それと屋上防水を長持ちさせる方法もお話しますね。


目 次



第1 屋上防水の種類と耐用年数


  屋上防水には3つの種類があります。

  ・ ウレタン防水

  ・ シート防水

  ・ アスファルト防水

  

  ウレタン防水の耐用年数は約8年~10年。

  シート防水の場合は約10年~15年。

  アスファルト防水は約15年~25年。




  表に、まとめるとこんな感じです。 

  それぞれの特徴を持ってますので説明していきますね。

  種類によってメリットもあればデメリットもあるますから。


  ・ウレタン防水

   ウレタン防水の特徴は防水材を塗っていく塗膜防水と言われる方法。

   この方法の利点は複雑な形でも施工が可能と言う所です。






  屋上防水の場合は屋根がありませんからね。

  雨が床面に直接あたりますから、完全に乾燥させる事は困難なんです。

  通気緩衝(つうきかんしょう)工法と言う通気性に特化した工法で行います。


  上の表はあくまで参考です。

  条件が変われば費用も変動します。

  例えば室外機の脱着がある場合や施工個所の形状・劣化状態等です。



  ・シート防水

   シート防水は字のごとし防水シートを切って貼って行く防水方法です。

   シートになっているので均等に防水施工が可能です。





   シート防水は耐久性や強度が強い方法です。

   難を言うなら表にも書きましたけど凹凸のある床面には使えないって事ですね。 

   施工のみの費用で条件次第では費用も変動します。



  ・ アスファルト防水

    液状のアスファルトとシート状のアスファルトを、厚く重ねて作っていく防水方法。

    アスファルト防水には3つの方法があります。

    熱工法・常温工法・トーチ工法の3つです。

    

    熱工法は昔ながらの熱いアスファルトですね。

    常温工法とトーチ工法は熱やアスファルトの匂いを抑える事が可能です。






屋上防水のメンテナンスを考える目安として見てわかる症状と言えば。

やはり膨れ・剥がれ・ひび割れですかね。 

こんな症状を見つけたら屋上防水をお勧めします。




こんな感じになっていたら迷わず屋上防水を検討してくださいね。

屋上だし別に・・・なんて思っていると、とんでもない事になっちゃいます。

知らず知らず雨水が染みて行き、年数を重ねて行くうちに・・・。

   

雨漏りへと発展し深刻な状態になってしまいます。

こうなってしまうと屋上防水の次元ではなくなります。

内部の修繕が必要になり出費がかさみ良い事は一つもありません。




 こんな雨漏りになってしまってからでは遅いです。

 その為にも異変を見つけたら屋上防水をお勧めします。

 結局の所一番安上がりですからね。



 第2 屋上防水を長持ちさせる2つの方法


    屋上防水をしたから大丈夫って放ったらかしにしなで下さいね。

    せっかく屋上防水を行ったんです。

    2つの事をする事で屋上防水は長持ちします。


 ・ 3か月に1度の排水溝(ドレン)の掃除

   雨に風に枯葉に砂ボコり。

   紫外線に…そんな屋上です。

   3か月に一度排水溝のお掃除をしてください。

  

   雨が降り何処からか飛んできた枯葉や砂ボコり。

   排水溝に詰まってしまったら、降った雨水は屋上防水に溜まってしまいます。

   それが深刻な雨漏りへと繋がってしまうんですね。




・ 5年に一度のトップコート施工

  トップコートは防水層を守ってくれるコーティングです。

  紫外線で劣化が進みやすいので5年に一度トップコート施工をして下さい。  



第3 屋上防水の相場費用と見積もり例


  屋上防水の費用・・・一番気になる所ですよね。

  見積もり例とかあくまで参考ですけどね。

  検討する時に役立てて頂ければ。




                    「ウレタン防水の見積もり例」



                     「シート防水見積もり例」 



                  「アスファルト防水の見積もり例」

   


屋上防水の費用と見積もり例はこんな所です。

屋上防水を行う上でもう1点押さえておく事があります。

屋上防水をするとなるとご近所の事も気になりますよね。


そんなご近所の配慮をしてくれる業者さんを選んでください。

防水の経験豊かな職人さんのいる業者を選んでください。

工事が始まったら途中経過を説明してくれる業者を選んでください。


屋上防水の種類や耐用年数、それにかかる費用や見積もり例。

より長持ちさせるコツ等のお話をしてきましたが、いかがでしたか?

屋上防水は信頼と実績のある業者さんに依頼する事が安心ですね。




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「著者情報」

 関裕一 

東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット

​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者

18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。

​塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。

お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。



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