リフォームプランナー・戸建住宅劣化診断士の鈴木です。
漆喰・瓦どめ工事をさせていただいた、東京都北区のS.H様のお家の定期点検に参りました。
工事後半年くらいで訪問業者が尋ねてきて「瓦がズレて落ちそうだ」と言われ、平瓦の瓦どめ施工について指摘してきたそうです。
S.H様も少し高い所から望遠鏡で見ようとしたが見えなかったと。
今回の定期点検でドローンを飛ばし隅々まで確認をしましたが、施工した漆喰も剥がれなく白く綺麗な状態で瓦もしっかりと固定されていました。
瓦止め工事とは
コーキングや金具、ボンドなどで瓦を固定することで、瓦のずれを予防、風害や地震に強くするための工事です。
工事方法は様々でラバーロック工事、ラバーコーキング工事、シリコン瓦止め工事などと呼ばれるコーキング工法がございます。
▶瓦止め工事の重要性
瓦は耐久性のある素材ですが、経年劣化で歪んできます。
瓦と瓦の間に隙間ができると雨水が入り込み、防水シートを劣化させて雨漏りの原因となります。
瓦止め工事は雨漏りを防ぐためにも重要です。
▶知識と経験が必須
瓦止め工事は専門知識、経験が必要な工事です。
瓦を固定するために周辺をコーキングで塞ぎすぎたら、雨を隙間から排出するという瓦本来の機能を損ない、湿気が溜まって雨漏りに繋がります。
悪質な業者に触らせてしまうと、屋根がだめになってしまうこともございます。
突然の訪問業者にご注意
S.H様のお住まいの地域は土地柄瓦を使ったお家が多く、ご自宅が通りに面していることから訪問業者のターゲットにされやすい立地でした。
本当かどうかも分からない家の劣化を指摘し、不要な工事をでっち上げて費用を請求する訪問業者がいますので、ご注意下さい。
S.H様にはまた声を掛けられて心配なことや問題があれば、すぐにご連絡くださいとお伝えしました。
担当者
今回の点検を担当させていただいた鈴木です。
サンセイホームはリフォームしたら終わりではなく、定期点検などのアフターサービスを行っております。
工事が終わってもお付き合いは続いていきますので、安心してお家のことをおまかせいただけると幸いです!
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