葺き替えするなら、屋根が長持ちする防水シートを!改質アスファルトルーフィングとは?
- 1級外壁・屋根調査士 関裕一
- 3 日前
- 読了時間: 2分
1級外壁・屋根調査士の関です。
埼玉県川口市のO.J様から、時期的にリフォームをご検討されているとご連絡をいただき、現地調査に参りました。
ご自身でリフォームの事を色々と調べていたら、もっと長く家をもたせられるリフォームがやりたいというお気持ちになり、問い合わせ下さったそうです。

屋根は瓦なので葺き替え、外壁はカバー工法をご希望されています。
ルーフィングとは?
屋根の葺き替えにあたり、ルーフィング(別名:防水シート・防水紙)についてご質問いただきました。
屋根の中には防水シートが敷かれているのですが、経年劣化で腐食したり、防水性能が落ちたりします。せっかく葺き替えをするなら、長持ちする防水シートが良いですよね。
防水シートは軽視されやすいですが、種類によって性能や耐用年数が異なるので要チェックです!

普通の防水シートと上質な防水シートの違い
一般的によく使われるのはアスファルトルーフィングです。フェルト状のシート紙にアスファルトを染み込ませたものでといい、耐用年数が10年程度。
今回使用する「タディスホワイト」という改質アスファルトルーフィングは約30年もつと言われています。以下、3つのメリットです。
▷メリット1 釘穴シーリング性
防水シートを止めるときに釘やホチキスなどを使用しますが、その際にできる穴が閉まる性能があります。
▷メリット2 引張引裂強度
合成繊維不織布と改質アスファルトが幾層に重なっていて素材として強度が高く、引っ張られて負担がかかっても裂けにくくなっています。
▷メリット3 寸法安定性
温度や湿度などの環境変化があっても、適合性、形状、機能特性を維持できます。
担当者

今回の調査を担当させていただいた関です。
塗装業に従事して18年になります。
ただ直向きに知識と経験を積み重ねて
「お客様にとって良い工事とは?」を研究しながら
邁進してきました。
今ではあらゆるお客様のお困り事に対応できる自信があります。建物診断から施工まで是非私にお任せください!
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