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サッシ廻りの雨漏りの原因は外壁にあった!注意点や補修方法を解説~足立区日ノ出町~


窓周辺の雨漏りに関するご相談も、よくいただきます。


お店を経営されているお客様から、

「1階にある店舗のサッシ廻りの雨漏りが気になるので、見てもらえないだろうか」

とのお電話をいただき、さっそく雨漏り調査にお伺いしました。


今回は、店舗のサッシ廻りで雨漏りが発生した原因と、補修方法・注意点をご紹介します。


目 次


サッシ廻りの現状と雨漏りの原因

店内に入って窓周辺の現状を見せていただきました。


歩道に面した窓は、大きなサッシです。

内側のロールスクリーンを引き下ろしてみると、雨漏りした跡がシミになって広い範囲に残っており、サッシの窓枠周辺からの雨漏りは明らかでした。


窓周辺で発生する雨漏りには、次のような原因が考えられます。

  • 窓枠に使われているコーキングの劣化

  • 窓枠付近の外壁のひび割れ

  • 窓枠付近にある配管や換気扇

今回は外壁からの影響が考えられたので、次に店舗の外にでて調査しました。



外壁にできた穴が雨漏りの原因!穴を放置してはいけない理由

店舗の外壁には、窓の近くに雨樋が設置されています。


詳しく調査してみると、雨樋を固定するための金具が外壁から外れている部分を発見。


金具が外壁から完全に浮いており、外壁に小さな穴が開いています。


外壁にできた隙間が雨水の侵入口になっている可能性があるので、早めに処置する必要があります。


もともと金具があった部分にできた隙間から雨水が染みこまないように、次のような補修をしました。

  1. 雨樋を固定する金具の位置をずらしてしっかり固定する

  2. 外壁にできた穴をコーキング剤で塞ぐ

外壁にできた穴は、どんなに小さくてもそのまま放置してはいけません。

こんなに小さい穴から?と思うような外壁のひび割れや穴でも、雨水が侵入する引き金になるからです。


雨水はどんな小さな隙間からでも塗装の内側に染み込みます。

塗装の膜の剥がれにつながり、ひいては外壁全体の腐食につながる恐れも。


小さな穴を放置して建物の構造や家の内部にも影響が広がってしまうと、大掛かりな修理が必要になる場合もあります。



外壁のコーキングのひび割れも雨漏りの原因に!

外壁の調査を進めると、目地シール材がひび割れている部分を発見。


経年劣化が原因でひび割れができたと思われます。


特に今回ご依頼のあった店舗は日当たりが良い場所にあり、直射日光が長時間当たるのでコーキングが劣化したのでしょう。


ひび割れ部分から雨水が侵入し雨漏りが発生しないように、コーキング補修を行いました。


今回は「増し打ち」という方法を採用。

既存のシール材の上からコーキング材を重ねて補修しました。


外壁の目地シールの劣化は、次のような原因で生じます。

  • 直射日光の紫外線の影響

  • 雨風・砂ぼこりなどの汚れ

  • 寒暖差

劣化が進むと、ひび割れや破れにつながり、さらには雨水が染み込む原因になることも。


外壁に気になる部分を見つけたら、早めに安心できる業者に相談することをおすすめします!



まとめ



今回は外壁にできた小さな穴やひび割れを塞ぐために、部分補修を行いました。


サッシ廻りの雨漏りは、外壁が原因で発生する場合があります。


外壁に気がかりな部分があったら、早めに対処するのが大事です。


ちょっとした不安でも、ご気軽にご相談ください!




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「著者情報」

 関裕一 

東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット

​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者

18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。

​塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。

お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。


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