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スレート屋根塗装にタスペーサーは必要か?シングル工法とダブル工法の違い。

  • 執筆者の写真: 前田篤史
    前田篤史
  • 2024年12月8日
  • 読了時間: 2分

塗装職人・施工管理者の前田です。

埼玉県川口市にお住まいのS.K様から屋根・外壁塗装のご相談をいただき、現地調査におうかがいしました。


屋根塗装

屋根の塗膜は劣化し、色褪せや屋根材の先の方から剥離しはじめています。

一部屋根材が取れてしまっているところも含め、補修・塗装させていただきます。






タスペーサーとは


こちらはスレート屋根のため、塗装時に屋根の隙間を塞がないためのタスペーサーを使用します。

タスペーサーとは雨が降ったとき、屋根と屋根の間に溜まった水が流れなくなってしまうことを防ぐための道具です。


▷「縁切り」との違い

昔は屋根塗装の後、塗料で埋まってしまった屋根材の隙間を職人が1つずつ切る「縁切り」を行っていたため手間と費用がかかっていました。


タスペーサーは屋根の隙間に挟み込むだけで縁切り作業が完了する優れモノです。

雨漏りや結露対策になり、縁切りよりも効率的に作業を行うことができるため、一般的な屋根塗装で多く利用されています。

屋根、劣化状況





シングル工法とダブル工法


タスペーサーの使い方は屋根材の幅により異なり、シングル工法とダブル工法の二種類あります。

シングル工法は、屋根材の幅が60cmの場合に1つの屋根材に対してタスペーサーを1つ使用します。

ダブル工法は、屋根材が90cm幅の場合に1つの屋根材に対してタスペーサーを2つ使用します。





タスペーサーが使用できない・必要ない例


▷屋根の傾斜が緩い

屋根の傾きが緩やかで、17度以下の場合。強風大雨などの負荷でタスペーサーが外れて落下してしまうため、タスペーサーでなく縁切りで対応することがあります。

 

屋根材の間に十分な隙間がある

タスペーサーは屋根の隙間が2〜3mmの場合のみ使用が可能で、4mm以上ある場合は十分な隙間が確保されておりタスペーサーは不要です。


屋根の劣化がひどい

屋根材自体が弱っているところに無理にタスペーサーを挟み込むと、屋根が割れてしまうことがあります。そこまで劣化が進んだ屋根は塗装よりもカバー工法か葺き替えをおすすめしております。






担当者


今回の現地調査を担当させていただいた前田です。

担当者

現場歴20年の幅広く外装と内装、その他工事に対応でき、お客様と話す事が好きなので会話の中から必要とされている工事の提案を探すのが得意です。


お客様自身が気付いてないリフォームしたい優先順位を含め

私の経験則や知識がお役立て出来る様に全力を尽くします。

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