昔、足立区は荒地だったことが名前の由来だとされています。
そんな足立区が発展することになったのは、江戸時代に千住が宿場に決まったり、明治では工業が盛んになったり、鉄道が開通したりしたことが理由でしょう。
また、関東大震災に比較的被害が少なかったこともあり、多くの人が足立区に移ってきたことも都市化が進んだ理由となっています。
つくばエクスプレスや日暮里・舎人ライナーの開通、複数の大学が進出し、近年でも発展を続けている地域です。
そんな足立区で、屋上防水についていろいろ知りたいと考えている人もいるでしょう。
屋上の防水は、日々雨風や紫外線の影響を受け続けているため、徐々に劣化がすすむので定期的なメンテナンスが必要です。
そんな屋上防水でもさまざまな施工の種類がありますし、種類によって耐用年数も違ってきます。
ここでは、屋上防水の種類や耐用年数、屋上防水を長持ちさせるためのポイント、費用や見積もり例について解説していきます。
屋上防水が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
屋上防水の施工の際には、国土交通大臣認定事業者のサンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)までご連絡ください。
工事についての不安なことや疑問点なども、丁寧に屋上防水のプロがご説明いたします。
最短当日の調査にも対応していますので、急なご依頼もお気軽にご相談ください。
目 次
屋上防水には種類がある!それぞれで耐用年数も違う!
屋上防水には、三つの種類があることをご存知でしょうか。
ウレタン防水
アスファルト防水
シート防水
の3種類です。
そして、それぞれで耐用年数も異なります。
<ウレタン防水>
ウレタン防水は塗膜防水とも言われ、どんな下地でも施工できます。
雨漏りをした屋上も工事可能です。
費用が安いですし、短期間で工事が終わります。
ただ、塗る作業となるので、作業者によって仕上がりに差が出ることがあります。
<シート防水>
シート防水は、防水シートを切り貼りして施工していきます。
ウレタン防水よりも耐用年数が長いです。
耐候性に強いのが特徴で、衝撃や歩行にも耐えることができます。
ただ、凸凹がある下地は施工不可ですし、接合部の施工が難しいため、業者によって仕上がりに差が出ます。
<アスファルト防水>
液状タイプとシートタイプのアスファルトを、重ねて施工していく方法です。
このアスファルト防水には、
熱工法
常温工法
トーチ工法
の3種類あります。
3種類の屋上防水の中では、もっとも耐用年数が長いです。
防水膜が厚いですし、昔から使われている施工方法なので安心感もあります。
ただ、施行には手間がかかりますし、種類によってはニオイが発生するのが難点です。
早めに業者依頼をしよう
屋上で、膨れやはがれ、ひび割れなどの症状を発見したら早めに工事依頼をすることが大切です。
防水の劣化を放置すると雨漏りが発生し、屋上だけでなく建物内部の修繕工事の必要性も出てくるでしょう。
これでは屋上防水だけでなく内部修繕の費用もかさんでしまいます。
防水工事は決して安い費用ではないですが、結果的に早めに防水工事をする方が安上がりになるでしょう。
屋上防水の機能を長く維持するポイント
だれでも屋上防水の工事をすると、少しでも長持ちさせたいと思うのではないでしょうか。
しかし、放置をしていたのでは、耐用年数以上に持たせることは難しいでしょう。
定期的に適切なケアをすることで、耐用年数以上に屋上防水を長持ちさせる効果も期待できます。
まずしてほしいのが、3ヵ月に1回の排水溝掃除です。
排水溝が詰まってしまうと雨水が屋上に溜まってしまい、これが原因で深刻な雨漏りへと発展することもあります。
もう一つしてほしいのが、5年に一度のコーティングです。
5年に一度、トップコート施工をすることで、防水層をしっかりとコーティングして長持ちさせることができます。
屋上防水は決して安い費用ではありません。
そんな屋上防水を長持ちさせるためにも、定期的に排水溝の掃除やトップコート施工をおこなうようにしましょう。
気になる費用はどのくらい?見積もり例をご紹介!
屋上防水の工事をしたいけど、費用が気になるという方は多いことでしょう。
防水にはいくつかの種類がありますが、工事費用の相場は70万円から100万円程度です。
表を見てもらえばわかる通り、シート防水は他の防水よりも下限が少し高めです。
相場だけでなく、費用の詳細を知りたい方もいるでしょう。
防水の工事では、汚れを落とすために高圧洗浄をしたり下地処理をしたりと、防水施工をするための作業がいろいろあり、その費用も必要です。
各防水の見積もり例を紹介しますので参考にしてください。
<ウレタン防水>
<シート防水>
<アスファルト防水>
良い業者を選ぼう
防水の種類によっては、業者や職人の腕によって仕上がりに差が出ることから、業者選びはとても重要です。
納得できる施工をしてもらうためにも、実績のある業者に依頼をすることが大切です。
また、工事中はニオイや騒音が発生するので、近隣の方への配慮ある行動ができる業者を選ぶことも忘れないようにしましょう。
工事中には、途中経過などをしっかりと説明してくれる業者を選べば、安心して施工を任せることができます。
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「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者
18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
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