足立区西綾瀬にて棟瓦取り直し工事を実施し雨漏りの不安解消!
- 1級外壁・屋根調査士 関裕一
- 2023年4月12日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年1月12日

目 次
■工事のきっかけを伺いました

足立区西綾瀬のお客様より、瓦屋根の補修についてのご相談をいただきました。
きっかけは、屋根の上に白い塊のようなものを見つけたことでした。
雨漏りしないか心配とのことです。
早速点検に伺い調査したところ、屋根の損傷はありませんでしたが、漆喰が劣化していました。
このままでは、劣化部分から雨水が入り込んでしまい、雨漏りが発生する危険があります。
雨漏りが起こる前に、屋根の補修をおこないましょう。
今回の工事の基本情報
施工内容:棟瓦取り直し・漆喰詰め直し
施工期間:3日間
築年数:25年
■点検で屋根の状態を確認

屋根を長持ちさせるには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
なにも不具合がないからといって、そのままにしないでください。
メンテナンスをおこなうことによって、劣化にも早めに対処することができ、雨漏りから大切なお家を守ることができます。

点検の結果、雨漏りは発生していませんでした。
瓦屋根の損傷などもありませんでしたが、漆喰の劣化が目立っていました。
漆喰が剥がれて、その下の葺き土が見えてしまっています。

漆喰は、棟の土台を守るために塗られています。
防水性が高く、雨や風から屋根瓦を守ります。
漆喰は、雨や風、紫外線などにより劣化しますし、経年で漆喰自体が痩せてきますので、定期的なメンテナンスが必要です。
漆喰が劣化すると、瓦と葺き土の間に隙間ができ、水が入り込んで雨漏りにつながってしまいます。
雨漏りが発生する前に、漆喰の補修メンテナンスをおこない、屋根を長持ちさせましょう。

今回は、漆喰の補修とともに、棟取り直し工事をおこないます。
棟取り直しとは、棟瓦を解体し、作り直す工事です。
漆喰の補修は、漆喰を詰め直すものですが、劣化した場所だけを補修しても、また他の箇所が損傷してしまう可能性があります。
棟取り直しをおこなえば、棟全体の固定力もアップするので安心です。
漆喰の劣化の様子をよく確認したうえで、どの工事をするかご提案させていただきます。
■棟瓦の取り直し工事の開始

しっかりと役割を果たしている漆喰は、硬く頑丈でなかなか剥がれません。
逆に、劣化している漆喰部分は簡単に剥がれますので、劣化の目安ともいえますね。
剥がれた漆喰と土をしっかりと取り除き、漆喰の詰め直しをおこないます。
■漆喰の詰め直し

漆喰の重ね塗りという方法もありますが、劣化している漆喰に重ねても、また剥がれてしまうかもしれないので、おすすめしません。
劣化した漆喰を取り除き、あらたな漆喰を詰め直すほうが、寿命も長くなります。
のし瓦から、はみ出すことのないように塗っていきます。
のし瓦からはみ出てしまうと、瓦に雨水がたまり、屋根の内部に浸水する危険がありますので、ていねいで慎重な作業が必要です。

鬼瓦と棟に隙間が生じていましたので、シーリングを充填し、隙間を埋めています。
■損傷した瓦の補修

谷板金の瓦がずれていたので、補修をおこないます。
瓦がひっかけられない場所のため、ラバーロック工法ではなく、シーリングで固定しています。
シーリングは場所によって、雨水の流れを止めてしまうこともあるので、適切な判断が大切です。
その場所に適した方法で補修をおこなうのが、プロの仕事といえるのかもしれません。
■工事が完了しました

すべての工事が完了しました。
これで、雨漏りの不安も解消されますね。
瓦屋根は瓦自体の寿命は長いものの、漆喰や防水紙などその他の部分は経年劣化がおこります。
定期的なメンテナンスをおこなうことで、長く快適に住み続けることができますので、ぜひメンテナンスをおすすめします。
「いつごろメンテナンスしたらいい?」
「屋根の状態がわからない」
という方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お客様のお家に、最適なメンテナンスをご提案いたします。
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「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者
18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
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