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外壁塗装工事の耐用年数は何年?塗料や外壁材による寿命の違いを解説!

  • 執筆者の写真: 1級外壁・屋根調査士 関裕一
    1級外壁・屋根調査士 関裕一
  • 2 日前
  • 読了時間: 6分



大切なマイホームの外壁。

いつまでも美しく、そして安全に保つためには、定期的な塗装が欠かせません。

しかし、外壁塗装の耐用年数は一体どれくらいなのでしょうか。

塗料の種類や外壁材によって寿命は大きく変わるため、適切なタイミングでの塗り替えが重要になります。

今回は、外壁塗装工事の耐用年数と、その寿命を左右する様々な要因について解説します。


外壁塗装工事の耐用年数と寿命を左右する要因


一般的な外壁塗装の耐用年数


外壁塗装の耐用年数は、一般的に10~20年と言われています。

これはあくまでも平均的な目安であり、実際の耐用年数は、使用する塗料の種類、外壁材の種類、環境要因、施工品質、そしてメンテナンスの頻度など、様々な要因によって大きく変動します。

例えば、高品質なフッ素樹脂塗料を使用すれば20年以上の寿命も期待できますが、安価なアクリル塗料の場合は5~7年程度しか持たないこともあります。


塗料の種類による耐用年数の違い


塗料の種類は、外壁塗装の耐用年数を大きく左右する最も重要な要素です。

代表的な塗料の種類とその耐用年数の目安は以下の通りです。


アクリル塗料:5~7年

アクリル塗料は価格が比較的安価なため、短期的な塗り替えに適しています。

しかし、耐候性や耐久性に劣り、汚れやすく、ひび割れしやすいというデメリットがあります。


ウレタン塗料:8~10年

ウレタン塗料は、アクリル塗料に比べて耐久性が高く、伸縮性にも優れています。

しかし、防汚性や紫外線への耐性は、シリコン塗料やフッ素塗料などに比べると劣ります。


シリコン塗料:7~15年

シリコン塗料は、価格と耐久性のバランスに優れた塗料です。

多くの住宅で採用されており、幅広いカラーバリエーションも魅力です。

しかし、塗膜が硬いため、ひび割れに注意が必要です。


ラジカル制御型塗料:12~15年

ラジカル制御型塗料は、シリコン塗料よりもさらに耐久性が高く、防汚性・防藻性・防カビ性にも優れています。

「チョーキング現象」(塗膜の白化)が起こりにくいのも特徴です。


フッ素塗料:15~20年

フッ素塗料は、最高級の塗料として知られ、非常に高い耐久性と防汚性を誇ります。

耐用年数が長く、長期間のメンテナンスの手間を省きたい方におすすめです。

ただし、価格が高価なのがデメリットです。


無機塗料:20年以上

無機塗料は、セラミックなどの無機物を主成分とする塗料で、非常に高い耐久性と耐候性を持ちます。

耐用年数は20年以上と非常に長く、セルフクリーニング効果もあるものもあります。

ただし、価格が高く、施工も専門的な知識と技術が必要です。


外壁材の種類による耐用年数の違い


外壁材の種類によっても、塗装の耐用年数は大きく異なります。


モルタル:30年程度

モルタルはセメント、砂、水を混ぜて作られた外壁材で、比較的安価で施工しやすいのが特徴です。

しかし、ひび割れや剥離が起こりやすいという弱点もあります。


窯業系サイディング:40年程度

窯業系サイディングは、セメントと繊維を混ぜて作られた外壁材で、耐火性や耐久性に優れています。

メンテナンスも比較的容易です。


金属系サイディング:40年程度

金属系サイディングは、アルミニウムや鉄などの金属を使用した外壁材です。

耐久性が高く、錆びにくいのが特徴です。

しかし、経年劣化による色あせには注意が必要です。


ALCボード:60年程度

ALCボード(軽量気泡コンクリート)は、軽量で断熱性に優れた外壁材です。

耐火性も高く、非常に長寿命です。


コンクリート:60~100年

コンクリートは、最も耐久性の高い外壁材の一つです。

適切な施工とメンテナンスを行えば、非常に長寿命です。


環境要因による耐用年数の影響


外壁の劣化は、紫外線、風雨、気温変化、大気汚染、潮風など、様々な環境要因の影響を受けます。

特に、海に近い地域や日当たりの良い南向きの壁などは、劣化が早く進む傾向があります。


施工品質と耐用年数の関係


丁寧な下地処理や熟練の職人の技術は、塗装の仕上がりに大きく影響します。

下地処理が不十分な場合や、塗料の選定が適切でない場合、塗膜の剥がれやひび割れなどが発生しやすくなり、耐用年数は短くなります。


メンテナンスと耐用年数の延長


定期的な点検と清掃、部分的な補修を行うことで、外壁塗装の寿命を延ばすことができます。

特に、チョーキング現象やひび割れなどの小さな損傷は、放置せずに早めに対処することが重要です。





外壁塗装工事の耐用年数を超えた場合の劣化症状と対策


外壁の劣化症状チェックリスト


外壁塗装の耐用年数を超えると、様々な劣化症状が現れます。

以下に代表的な症状をチェックリスト形式でご紹介します。


ひび割れや剥がれ:塗膜にひび割れや剥がれが発生している。

錆:鉄部に錆が発生している。

チョーキング現象:外壁を触ると白い粉が付く。

藻やカビの発生:外壁に藻やカビが発生している。

色あせ:塗料の色が褪せている。

汚れ:外壁が汚れやすく、洗浄しても汚れが落ちにくい。


劣化症状別の対処法と注意点


劣化症状が見られた場合は、放置せずに専門業者に相談することが重要です。

早めの対処で、大規模な修繕費用を抑えることができます。


早めの点検とメンテナンスの重要性


外壁の劣化は、見た目だけでなく、建物の耐久性や安全性を脅かす可能性があります。

定期的な点検と適切なメンテナンスで、安心して暮らせる住まいを守りましょう。





まとめ


外壁塗装の耐用年数は、塗料の種類、外壁材の種類、環境要因、施工品質、メンテナンスの頻度など、様々な要因によって大きく異なります。

平均的な耐用年数は10~20年ですが、高品質な塗料を使用し、適切なメンテナンスを行うことで、寿命を大幅に延ばすことが可能です。


当社はお客様の気持ちを第一に考えた施工を行なっておりますので、足立区周辺で塗装を考えている方は是非ご連絡くださいね。


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