top of page

長寿命と錆びにくさを両立!ガルバリウム鋼板よりもすごいSGL鋼板の魅力とは?




住居の長寿命化とメンテナンスの手間を重要視する慎重な方も多いことでしょう。

特に、錆びにくく長持ちする屋根材を求める方、沿岸部に住む方、地震対策として屋根を軽量化したい方にとって、SGL鋼板は魅力的な選択肢となるでしょう。

この記事では、SGL鋼板がガルバリウム鋼板よりも優れている点、その優れた性能を長く維持するためのメンテナンス方法について解説していきます。



SGL鋼板がガルバリウム鋼板よりも優れている点とは?



金属屋根材の最大の課題は、経年劣化による錆の発生です。

ガルバリウム鋼板は従来のトタン屋根に比べて錆びにくい素材として知られていますが、SGL鋼板はそのガルバリウム鋼板をさらに進化させた製品です。


1:圧倒的な耐食性


SGL鋼板は、ガルバリウム鋼板と比べて、より緻密で均一な合金層を持つため、錆びにくいことが大きな特徴です。

日鉄鋼板株式会社が行った塩水噴霧試験では、ガルバリウム鋼板に比べて、SGL鋼板は腐食の進行が大幅に抑制されることが実証されています。

これは、SGL鋼板の表面に形成される合金層が、塩分や酸性雨などの腐食要因から鋼板を保護しているためです。


2:切断部や傷への高い耐腐食性


金属屋根材は、施工時に切断や傷がつきやすいものです。

SGL鋼板は、こうした切断部や傷の腐食進行を強力に抑制する独自の技術が採用されています。

従来のガルバリウム鋼板では、切断部や傷から錆が発生しやすかったのですが、SGL鋼板は、これらの部位を特殊なコーティングで保護することで、腐食の発生を抑えています。


3:沿岸部住宅に最適


SGL鋼板は、塩害に強いという特徴も持ち合わせています。

従来のガルバリウム鋼板は、沿岸部から5km以上離れないと保証適用外となる場合がありました。

しかし、SGL鋼板は保証適用範囲が500m以上と大幅に拡大しており、沿岸部での使用にも適しています。

これは、SGL鋼板が、塩分を含む空気や海水に強い特殊なコーティングを施されているためです。







SGL鋼板のメンテナンス方法


SGL鋼板は、優れた耐食性を持つため、長寿命な屋根材と言えます。

しかし、どんなに優れた素材であっても、適切なメンテナンスを行うことで、その性能を長く維持することが可能です。


1:定期的な点検


SGL鋼板の性能を長く維持するためには、定期的な点検が重要です。

特に、軒下や庇の下、バルコニーや出窓の下など、雨がかかりにくい箇所は、汚れが溜まりやすいので注意が必要です。

塩分や酸性の腐食原因となる物質が蓄積すると、鋼板の腐食を促進してしまうため、定期的に点検を行い、汚れが付着している場合は、水で洗い流すようにしましょう。

点検の際には、鋼板の表面に傷がないか、変色や膨れなどがないかを確認することも大切です。


2:適切な洗浄


汚れを落とす際には、鋼板の表面を傷つけないよう、やわらかい布やスポンジを使用しましょう。

金属タワシなどのかたい材質のものは避けてください。

洗剤を使用する場合は、中性洗剤を1~2%に希釈したもので洗浄するのがおすすめです。

酸性・アルカリ性の洗剤や研磨剤入りのクレンザーなどは、鋼板の表面を傷つけてしまうため使用しないようにしましょう。


3:塗り替え


SGL鋼板は、長期間にわたって使用することができますが、経年劣化によって塗膜が剥がれてくる場合があります。

塗膜が剥がれてくると、鋼板が腐食しやすくなるため、適切な時期に塗り替えを行うことが重要です。

塗り替えの目安は、10年~15年程度ですが、環境や使用状況によって異なります。

塗り替えの際には、専門の業者に相談することをおすすめします。





まとめ


SGL鋼板は、ガルバリウム鋼板よりも優れた耐食性を持つ、長寿命な屋根材です。

特に沿岸部や地震対策として屋根を軽量化したい方にとって、最適な選択肢と言えるでしょう。

SGL鋼板の性能を長く維持するためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが重要です。

適切なメンテナンスを行うことで、SGL鋼板は、長期間にわたって美しい外観と高い機能性を維持することができます。


当社は、定期的な点検やスピード点検でお客様に寄り添っております。

足立区周辺で住宅のご相談は当社にお任せください。

Comments


LP-02.webp
TOP-04.jpg
バナー01 (3).png
バナー02 (4).png
バナー03 (4).png
バナー04 (3).png
​まずはお気軽にお問合せください

CONTACT

問い合わせバナー.png
tosou.png
bottom of page